34歳にして人生初の新車を契約しました。
2019年3月頭にサインし、納車は1か月後ということで今はその時がくるのを心待ちにしている状態です。
さてこのレガシィアウトバックというクルマについてですが、その初代モデルが誕生したのは1995年。2代目レガシィの派生車として、車高をアップしたクロスオーバーSUVの「レガシィグランドワゴン」として始まりました。その後、アメリカ仕様として使われた「アウトバック」という車名を日本展開し、今に至ります。
現行モデルのアウトバックは5代目を数え、誕生から24年という息の長いモデルとして、スバル車としては今やフラッグシップに位置づけされています。
僕の購入したBS9に限って言えば、前モデルBR9からフルモデルチェンジを受けてデビューしたのが2014年。そこからおおむね1年おきに改良が重ねられ(A型→B型→C型・・・)、現在はE型までブラッシュアップされており、今年あるいは来年にはフルモデルチェンジされるとの見方が強いです。
つまり現行のアウトバックについてはほぼほぼ最終形態であり(もしかしたらF型もあるかも?)、モデルとしては完全に熟成された状態。目新しい初期モデルよりも、深化の進んだ末期モデルを好む僕としては、まさに最高のタイミングで購入できました。
ということで前置きが長くなりましたが本題です。我家が購入したアウトバックの仕様や契約内容(見積もりや値引き額)などをまとめてみました。(2019年3月時点での情報です)
BS9最終型を購入検討している方にとって参考になれば幸いです。
見出し
- 1 車両本体購入価格(メーカーオプション含む)と値引き
- 2 ディーラーオプション購入価格と値引き
- 3 【まとめ】最終的なレガシィアウトバックの値引き額と購入価格
車両本体購入価格(メーカーオプション含む)と値引き
- 車両本体正規価格【A】 ¥3,564,000
- 値引き額【B】 ¥266,098
- 車両本体購入価格【A】-【B】¥3,297,902
購入した車両のグレードとしては「LEGACY OUTBACK Limited」になります。
アウトバックのグレードは、他にノーマルとX-BREAKの2種類ありますが、このリミテッドは最上級グレードになります。メーカーオプションは、電動サンルーフ以外すべて付属している特盛り仕様になります。
クルマを工場で作るときに一緒に装着されるオプションのことです。例えば本革シートや各種安全装置、サンルーフなどがあります。注文できるのは購入時のみです(後付け不可)。基本的に車両本体価格はメーカーオプション込みの価格になります。
ボディカラーは「タングステンメタリック」。
このカラーは確か、アウトバックデビュー時のカタログカラー(イメージカラー)になっていたはずです。いわばアウトバックの定番色ですね。ちなみに、他人にボディカラーを説明する時に、タングステンメタリックと言ってもうまく伝わりませんでした。だから「シャンパンゴールドに近いかな」と付け加えましたがイマイチな反応。このカラーイメージを伝えるのは難しい(笑)
内装色はブラックを選びました(ほかにアイボリーも有るが汚れリスクを考慮して今回は断念)。
ちなみに正式なグレード-型式-オプション記号-カラーコードとしては、「Limited-BS9E5LC-ZBC-7U20」となります。
ディーラーオプション購入価格と値引き
- ディーラーオプション正規価格合計【A】 ¥825,347
- 値引き額【B】 ¥122,715
- ディーラーオプション購入価格合計【A】-【B】 ¥702,632
以下、追加したディーラーオプション(販売店オプション)です。
ナビやフロアマット、エンジンスターターや防錆加工など、オプションカタログの中から選び、納車時に販売店で付けてもらうオプションです(カタログにないものはディーラーオプションではなく社外品扱いとなる)。後から頼んで付けてもらうことも可能(※例外的にできないものもある)。
スバルナビパック(ビルトインナビ+ETC2.0+ドライブレコーダー)
【参考】スバルナビパック
上記3アイテムがセットになったナビパックを選びました。以下、ナビパックの構成です。
DIATONEサウンド ビルトインナビ + ETC2.0車載器セット(三菱電機)
レガシィアウトバック用にチューニングされた専用ナビと、それに連動するETC車載器です。
ナビは他にもカロッツェリアの楽ナビがありますが、フロント/サイドビューモニターや、リアビューカメラの映像を表示させるためには、このダイアトーンナビ以外は不可ですので、必然的にダイアトーン一択となります。価格はカロッツェリアよりも数万円高くなり、メーカーの販売戦略が全面に押し出されています(笑)
まあしかし、アウトバックの能力を最大限発揮できるこのハイクオリティナビの実力がいかほどのものなのか、それを体感できるのは正直楽しみではあります。
アイサイト専用ドライブレコーダー(前方録画のみ)
駐車中の監視録画が可能で、録画済みデータをwifi対応スマホでコードレス再生できるドラレコです。
ただし注意点として走行中のリアビューカメラの映像は録画できません。(XVやレヴォーグなど他の車種はできるのに・・・ここは残念ポイントですね)
なので後方録画もしたい場合は、後方カメラを後付けするか、最初から前後録画できる2カメラタイプ(社外)を装着する必要があります。
今回は契約を急いでいたので検証できませんでしたが、製品によっては社外品の方が機能面・コスト面ともに優位かもしれません。(アイサイトの機能に支障が出ないよう、装着部位には気を遣う必要があるが、ディ-ラーマン曰く大部分の社外品は問題ないとのこと)
※アイサイト専用=アイサイトの機能を邪魔しないように電磁ノイズ干渉対策が施された製品、という意味であり、アイサイトやナビと連動するわけではない(あくまでもドライブレコーダー自体は単独動作するため、アイサイト専用レコーダーを選択するメリットがどこまであるのか、正直ギモンは残る)
ベースキット
※ベースキットとは各種アイテムがあらかじめセットになったお得なキットです(アクセサリーカタログに設定あり)
今回選択したベースキットアイテムは次の通りです(スプラッシュボード以外全て)。
- カラードナンバープレートベースセット
- ナンバープレートロック
- ホイールロックセット
- ドアバイザー
- フロアカーペット
- LEDアクセサリーリング
これらを単品で買うと計¥158,220になるので、ベースキットとしてまとめ買いすることで¥27,000お得になります(そもそも単価が高いのでお得なのかどうかすらわからないが笑)。
ちなみにプラス2万出せば、スプラッシュボード(泥除け)も装着できますが、アウトバックの売りである最低地上高200mmが犠牲になることを嫌って今回は見送りました。
専用リモコンエンジンスターター
正直エンジンスターターに7万とか常軌を逸してると思います・・・ウチのセカンドカー(軽)のスターターなんて1万ちょっとですからね(笑)
それはともかく、雪国以外にお住まいの方にはあまり馴染みがないエンジンスターターかもしれませんが、乗車前に始動させて室内暖気させておくのに重宝します。
とくにフロントガラスに着氷してしまう厳寒期には必須のアイテムでして、乗車時に氷雪が勝手に溶けていてくれると幸せな気分になれます。あれを手作業でガリガリ削るのは骨が折れますからね。。
ちなみにディーラーマン曰く、社外のスターターの中には車両不具合の原因を作るものもあるので(実話談)、純正(アウトバック専用)が無難とのこと。宣伝文句8割だとは思いますが、ここでリスクをとる勇気はなかったので正直に純正をチョイス。
SUBARU純正スタッドレスタイヤセット(アルミ17インチ225/65R/17)
冬タイヤは純正アルミホイールと(17インチ)+ブリジストン製ブリザックDM-V2のセットを購入しました。
タイヤは、他にダンロップ・ヨコハマ・ミシュランから選べますが(いずれもブリジストンより安い)、ここはディーラーマンの後押しもあり、クオリティ重視でBSをチョイス。
ちなみに正規価格といえど、この時点でかなり値引きされているらしいです。純正ホイールは正規だと1本4万ほど。それにBSタイヤ(1本2万)ですから本来であればセット価格24万以上なんですが、そこからすでに6万オフで売り出してくれているということになります。(それでも高いのでコスパに関しては正直分かりませんが)
そのためディーラーにとっての儲けは皆無のため、タイヤセット単体での値引きは難しいとのこと。ディーラーが社外セットアルミを押してくる理由がよく分かりました(笑)
【参考】スバルスタッドレスタイヤセット
ウィンターブレードパッケージ(冬用ワイパー一式)
運転席+助手席+リヤの3本セットです。
ドアハンドル用プロテクションフィルム
乗り降りで傷つけやすいドアハンドル奥を保護するためのクリアフィルムです。
オールウェザーカーゴカバー
後部座席背面と荷室を保護できる撥水カバーです。これでキャンプや釣りも恐くない!?
アンダーコート(車体底部防錆塗装)
今回ご縁のあった販売店では、スバル定番のスリーラスターではなく、ハードワックス系のサビ止めコーティングを採用しているそうです。
ヨーロッパ系(ドイツ?)のコーティングだそうで、実績は折り紙付きとのことで、スリーラスターより7千円ほど高いですが信頼しています。
グラスコーティング ガードコスメSP
スバルのボディコーティングといえば、ウルトラグラスコーティングNE’Xが定番ですが、今回購入したディーラーでは「ガードコスメSP(中央自動車工業株式会社製)」というボディコーティングを採用しているそうです。なんでもガラス質被膜+フッ素化合物被膜の2重構造で、汚れからボディを守り、光沢と撥水を生むのだとか。
当初はガラスコーティングは自分で施工しようと考えていましたが(ピカピカレインという商品を既に購入済み)、施工時間や施工場所の都合があり、結局プロに依頼することにしました。5年保証、と謳ってはいますが実際のところはそこまで期待はしていません。
コーティング効果が落ちてきたら、ピカピカレインで自施工するつもりです。
【参考】ガードコスメSP
保証延長プラン(新車時加入コース)
メーカー保証と同程度の保証を5年間に延長できるプランです。
【参考】スバル保証延長プラン
点検パック(基本タイプ3年)
以下点検内容です。
- 新車点検(1ヶ月・6ヶ月)
- オイル交換(1ヶ月・6ヶ月・12か月※・24か月※) ※エレメント交換も含む
- 法定点検(12か月・24か月)
- セーフティチェック(18ヶ月・30か月)
ちなみに点検パックにはほかにもいくつか上位プランがありますが、今回は予算の都合上、一番安いプランにしました。
【参考】スバル点検パック
【まとめ】最終的なレガシィアウトバックの値引き額と購入価格
ということで、車両本体(ディーラーオプション含む)+メーカーオプションの最終的な価格はこうなりました。
- 正規価格合計 ¥4,504,003
- 値引き額 ¥-388,813
- 購入価格合計 ¥4,115,190
正規価格に対する値引割合=値引き率は8.6%と、目標の10%には届きませんでしたが、、、
値引きの難しい純正スタッドレスタイヤをチョイスしたり、ディーラーとしての利益率が大きいボディコーティングや点検パックの上位プランを外したこと、さらにはクレジットローンも組まなかったことから(頑張って現金一括購入しました)、妥当な金額であったと勝手に思っています。
なにより、購入したのは地元の小さな販売店なのですが、そこの社長さんの人柄の良さに惚れ込み、いつかこの店で買うんだ!!と何年も前から決めていたことが実現できて我家としても嬉しかったです。長い付き合いになりそうです。
ちなみに最終的な支払総額は、上記車両価格に以下諸費用を加えて、¥4,374,520となりました。
- 各種税金(自動車税・重量税・自賠責・取得税) ¥197,080
- 販売諸費用(車庫証明手続き・納車費用・検査登録手続き・注文書印紙税負担・リサイクル資金管理料) ¥42,070
- その他費用 ¥20,180
ということでアウトバック2019年モデル(BS9,E型)の見積もりと購入価格は以上になります。参考にしていただけたらうれしいです!
【2019.5.12追記】納車1ヶ月レビューをまとめましたのでよければどうぞ。
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