個人的に、BS9ののっぺりしたシンプルなリアビューには少し寂しさを感じていました。
対抗馬の(?)マツダ6ワゴンみたいに、せめてリア灯火をブリッジするようなメッキガーニッシュが標準装着されていれば、もっと箔がつくのに…なんて常々思っていたんですよね。
(C→D型へのビッグマイチェンで、フロントフェイスはだいぶ整形されたのにリアはほとんど手付かずでした。アウトバックに限らずスバル車のマイチェンは基本フロント重視なのか?)
ただ、そのオプション(リヤゲートモールディング)の正規価格が約2万と、ただの装飾品にしてはバカ高い金額なので、とりあえずこいつは後回しにして、より実用的で価格も安いカーゴステップパネルを先に装着する運びとなりました。
これなら見た目と傷防止、2つの意味でグレードアップできます。
まさに一石二鳥!
見出し
ステンレスタイプのカーゴステップパネル(E7717AL000)を購入
アウトバックのカーゴステップパネルは、ステンレスタイプと樹脂タイプ(黒)がありますが、自分はリヤにもう少し「メタル感」が欲しかったので、ステンにしました。
ちなみにディーラーだと装着工賃込みで15,400円(税込)。
なんですが、今回は自分で装着したかったので、正規価格よりも1千円ほど安かったamazonで購入しました(2019年12月)。
レガシィアウトバック(E型)へのカーゴステップパネル装着方法
自分の車体はE型なんですが(2019年モデル)、カーゴステップパネル自体は、BS9であれば全年式に装着可能かと思われます。
洗車&アルコール脱脂して装着面の汚れを落とす
まずは装着前の下準備をします。
装着面だけキレイにすれば事は足りるんですが、どーせならということで近所の洗車場にて手洗い洗車しました。ちなみに我家の手順はいつもこんな感じ↓
- コイン洗車機の水のみモード(5分/300円)で予洗い
- SONAXのカーシャンプー&マイクロファイバーカーミットでボディをじゃぶじゃぶ洗う
- 再び水のみモード(5分/300円)ですすぎ
ちなみに当方は北海道在住ですが、真冬のこの時期は車体が塩カル(融雪剤)まみれで真っ白に…( ノД`)アガー
こういうときは高圧洗車だけだと汚れが落ち切らないので、やはり手洗いが必須です。SONAXのグロスシャンプーは、洗浄力も申し分ないし、コーティング車対応だし、たったフタ1杯の量で1台丸ごと洗えるのでコスパも良い。重宝しています。
その後、装着面をアルコールで脱脂します。今回は手指用の消毒用エタノールで代用しました。
完全に水分を飛ばしたかったので、これでもかというくらいマイクロファイバータオルで拭きまくりました。

カーゴステップパネルの取り付け方
カーゴステップパネルは裏面にあらかじめ両面テープが張り付けられていて、これでボディに装着、というか接着させるわけです。
オレンジ色のラインが全部両面テープ↓

まずは両面テープの表面をはがさずにボディにおいて位置合わせしてみます↓
カーゴステップパネルにはあらかじめ位置合わせ用の「▲マーク」が張られており、これをボディ側に刻印されている「▼マーク」に合わせることで、おのずと位置合わせが完了します。
ボディ側にも刻印されてること今回はじめて知りました…。これならうちみたいな素人でもできます。


左右はこれで決まるのですが、重要なのは前後の位置決めで、ボディの面取りラインとカーゴステップパネルのラインをしっかり合わせてやる必要があります↓
これがズレるとパネルとボディの間に隙間ができてしまい、不格好になります故。

で、実際に装着してみた画がこれ↓
ちょっと分かりずらいかもですが、ボディとパネルのラインをしっかり一致させることができました。


が、この位置に落ち着くまで何度かやり直しました(笑)
僕は一人で作業しましたが、できれば二人作業をおすすめします。
というのも、左右の位置合わせは「▲マーク」を合わせるだけなのでわりとラクなんですが、前後の位置合わせは、首を左右に振りながら交互に調整せねばならないので、意外に難易度高しです。
右のボディーラインに合わせると、今度は左がズレてるみたいな。
両面テープの接着力もかなり強固で、いったんボディに触るとなかなかはがれてくれません。無理やりはがそうとするとカーゴステップパネル本体がぐにゃりと曲がるので要注意です(パネルそのものは薄いステン板なので簡単に曲がる)。自分も曲げそうになってヒヤリとしました…(*´Д`)
なのでできることならパネルの端と端を二人で持って、同時置きするようなイメージで作業するのがベストかと思います。
【感想】一層のギア感アップ&傷防止に効果ありそうなので満足


ビフォーの写真を撮り忘れたためアフターの写真しかありません…ブロガー失格だすΣ(゚д゚)
なんというか画像だと、車体カラーとパネルが色かぶりしてるように見えますが(笑)、実際には結構良いアクセントになってて個人的には満足です。
ステンの光沢と金属感が、リヤフェイスにギア感を与えてくれた気がするし、あと実用面においても車体傷を心配することなく荷積み荷降ろしができるので、メリット大だと思います。
ちなみに、今この記事を書いてるとき嫁さんから嬉しい一言。



ただ、カーゴステップパネルは水平面に装着するアイテムゆえに、車体の近くに立ってはじめて「ついてること」を認識できるので、装飾品という観点では少し押しが弱いのも事実です。
車体から離れると、ついてるのかどうかよくわかりませんので。
やはりリヤフェイスに重厚感を求めるなら、リヤゲートモールディング(ガーニッシュ)が欲しいところではあります。