【初心者向け】サケ釣りウキルアー仕掛けの基本構造と自作方法をまとめてみた




2016年から北海道のサケ(アキアジ)釣りをはじめて今年で4年目を迎えます。

5本(2016)→8本(2017)→50本(2018)と水揚げは順調に推移していて(漁場は主に根室・網走・別海・羅臼など)、今年もシーズンインに向けて粛々とタックルの準備に勤しんでいるところです(`・ω・´)キリッ

この時期=サケ釣りシーズンが近づくと、早く出撃したくてサケのごとく体クネクネさせて悶えちゃうほど、この趣味にドはまりしてる僕。一方で、この3年間で得られたサケ釣りノウハウについても、そろそろ備忘録としてテキスト化おかねばと思い立った次第であります。

ということでまずは手始めに、サケ釣りの代表的な仕掛けの一つ、「ウキルアーシステム」についてその基本構造と自作方法をまとめてみたいと思います。

この記事では、ウキ・ルアー・タコベイト付きフックの3アイテムについては自作方法を紹介していません(既製品を購入して使うという前提で書いています)。完全自作は、コスト低減につながるし設計自由度も広がる反面、習得までに時間と労力を費やします。自作することに疲弊して、釣りができないとなれば本末転倒なので、特に初心者の方は徐々に自作アイテムを増やしていけばいいと思います。このブログでもアイテム別の作り方を紹介していく予定なので参考にしてもらえれば!

【2019年版】サケ釣り用ウキルアー仕掛けの外観

まずは僕のウキルアーシステム2019の簡易図を紹介しておきますね。

 

 

余談ですが、ウキの下にルアーとタコベイトをぶらさげ、さらに実釣ではこれにエサをつけるわけですから(カツオとかイカとか)、一般的な釣りのセオリーから考えるとこれは非常にカオスな仕掛けといえます…(;´Д`)

一体サケは、ルアーとタコベイトとエサのどれに反応して食いついてるのか、その謎は未だに解けませんが、とにかくこれが北海道のサーモンフィッシング界では一つのシステムとして一般化しています。

去年東京からきたサケ釣り初体験の友人が、ルアーにエサつけんのかよ!イカれてんなっ!といって果敢にルアー単体で挑んでましたが見事に撃沈してました。その後、素直にエサつけるとやっぱりちゃんと釣れちゃうんですよね。初体験にもかかわらず2日間でしっかり5本ゲットし、先人たちが試行錯誤の末に完成させた「ウキルアーシステム」の完成度に舌をまいて帰京していきました(笑)

ウキ・ルアー・タコベイト・エサを同時に使用するこのシステムは、広いフィッシング界においても極めて邪道稀有な存在といえますね。

 

さて話がそれましたが、実際に僕が自作して使っている仕掛けがこれです。

 

サケ釣りをはじめて間もないころは、既製品の仕掛け(ルアー&タコベイト付きフック以外)を購入していましたが、高額であることや(1セット1,000円前後)、ウキ止めが貧弱でウキ位置がズレやすい、さらにリーダー長さも購入後に自分好みのサイズに調整する必要があり不満を感じていました。

なので最近はウキとルアー以外は単体でパーツを買ってきて自作しています。材料をそろえる際にどうしてもまとめ買いになるので初期投資はかかりますが、仕掛け1つあたりのコストは圧倒的に安くなるし、簡単にアレンジ&量産できるので今では既製品を買うことはまずありません。

サケ釣り用ウキルアー仕掛けの作り方

それではさっそく作り方を紹介していきますね。

リーダー(仕掛け用のライン)

リーダーは8号のフロロカーボンを使っています(引張強度:約13kg)。

今のところファイト中にこれで切れたことはありません。

ちなみにメインラインはPE3号を使っているのですが(引張強度:約25kg)、僕の場合ラインブレイクは100%メインラインで起きています。理論強度はメインラインの方が上なんですが、おそらく根ズレなどの要因で部分的に強度低下しているポイントでプッツンしちゃんうんだと思います。

でリーダーの長さですが、河口など水深の浅いポイントでは1m前後とし、この間でウキ位置を自由に変更することで棚を調整します。また港など水深があるポイントでは1.5~2mほどとしています。じゃあ最初から2mで作って兼用にすればいいじゃないか、と思うかもしれませんが、リーダー=仕掛け長さが長くなるほどキャストしずらくなるので、僕はあらかじめ2セット用意しておき、状況に応じて使い分けています。

ウキ止め&ビーズ&ウキ

用意したリーダーに各パーツを組み合わせていきます。まずはウキ止め。

ウキ止めはダイソーで売ってる「自転車補修用の虫ゴム」を使っています。1mで100円。コスパ最高!

 

「ウキ止め糸」とか「ウキ止めゴム」など、ウキ止めとしてよく使われる一般的な釣りパーツも試しましたが、機能的には虫ゴムでも全く遜色ないし、むしろ虫ゴムの方がリーダーに簡単に取り付けできるので気に入ってます。(仕掛けをメインラインと直接結束して、リーダーごとガイド内に引き込んでキャストしたい場合はウキ止め糸が有効 ※虫ゴムだとガイドに引っかかってしまうので)

ウキ止めのセット方法ですが、まずは写真のように、5mmほどに切った虫ゴムにリーダーを通します。

 

そしてリーダーをループさせて、もう一度虫ゴムの中を通します。するとこんなふうに輪っかができますね。

 

最後にリーダーをきゅっと引っ張れば、虫ゴムがねじれることでストッパーの役割を果たしてくれます。

 

このウキ止めを5~6個並べてセットします(これだけ付けておけばキャスト中や着水時にウキ位置がずれることはほぼありません)。ちなみにねじれた虫ゴムは抵抗が大きいのでリーダーを水で塗らすと移動させやすいです。

さて、虫ゴム→ビーズ→ウキ→ビーズ→虫ゴムの順にパーツをセットしたものがこちらです。

 

ビーズは虫ゴムがウキ内にもぐり込むのを防ぐために挟んでいます。なのでそれを果たせるなら大きさやカラーは何でもOK。もしかするとそもそもビーズ自体はなくても問題ないかもしれません(確かめていないので分かりませんが)。

ウキはダイワのアキアジクルセイダーフロートを使うことが多いです(おそらくサケ釣り業界で最もメジャーなウキですね)。

サイズはLLを多用。45g前後のルアーを使うことが多いのですが、LLであれば十分に浮力を保てます。またウキは各メーカーによって形状が異なりますが、それ自体が釣果や飛距離に大きく影響することはないと思っています。ただウキのカラーについては経験上、黄色だと天候状況によっては視認しずらいので(僕の場合)、ピンクやオレンジ系をよく使っています。

またウキ選びの前提として、僕は必ずデンケミやケミホタルなどの発光体(暗所対策)をセットするための差込穴が付いているウキを購入しています。この穴がないウキは安価ですが、発光体をセットできないので朝方や夕方などの暗釣りには使えません(日中のみの釣りであれば穴なしでもOK)。

ちなみにこの差込穴は、ウキにチューブを差し込むことで作られていますが、長く使っていると劣化によりチューブが抜けてしまうことがあります。その防止策として、僕は穴周りをボンドで補強し(セメダインのスーパーXクリア)、チューブとウキの接着をより強固にしています。ちょっと見ずらいかもしれませんがこんな感じ↓

補足ですが、この差込穴のサイズは、発光体が抜けないようにキツめに作られています。そのため発光体は水で濡らすなどしてスベリを良くしてからセットすることが重要。こうすることで差込穴⇔ウキの接着部への負荷を減らし、損傷を防ぐことができます。

スナップ付きスイベル

リーダーの両端にスナップ付きスイベルをつけます(ユニノットで結んでいます)。

ちなみに僕は、イシナダ釣工業のインター付ステン(3号)を使っています。6個入りで150円くらい。引張強度は19kgなのでアキアジには必要十分です。スナップ付きスイベルの銘柄やスペックは自分好みのものをチョイスすればOK。ただ素材については鉄製だとすぐ錆びるのでステンレス製をおすすめします。

ルアー

ルアーウエイトは45~55gを使うことが多いです。遠投や向かい風にも対応できるように重めのものが多いです。カラーは個人的にはブルー系が好きですね。形状は主にスプーンを使いますが、状況に応じて平板やブラーも使います。

が経験上、食い気のある魚であれば何でも釣れます(笑)。ルアーやらタコベーやら色々ぶら下げていても、結局はエサ釣りですからね。あくまでもエサが主役、ルアーやタコベーは引き立て役、そういう認識で良いと思います。

ただ問題は食い気が落ちていたりスレた魚への対応です。こういう状況下では、ルアーの形状や色の変化が、釣果に影響することも少なくないです。実際、魚は目の間にウヨウヨいる状況でスプーンには全く口を使ってくれなかったのに、ブラーに変えた途端に一投目でアタックしてきたこともありました。最終的にはエサを食わせる釣りなんですが、こういうスレた場面では、リアクションバイトを狙っていく戦法も有効。このあたりは他の魚と一緒ですね。

ということで引出しは多い方がいいということで、僕はウエイト・カラー・形状のことなるルアーを常に5~6個持ち歩くようにしています。

【精鋭】年間釣果49本に貢献したサケ(アキアジ)釣り用ルアー6選

7月 14, 2019

タコベイト付きフック

画像のはタコベー付きフックは、パーツを単体で買ってきて自分で組み上げたオリジナルなんですが、初心者であればまずは既製品を買うことをおすすめします。自分で組み上げるとコスト節約にはなりますが、少々メンドクサイので(笑)

また既製品を1つ持っておけばそれをサンプルとすることで、オリジナルフックも作りやすくなりますゆえ。自作方法はこちらにまとめましたのでよければどうぞ↓

鮭(アキアジ)釣り用タコベイト付フックの自作方法まとめ

7月 15, 2019

カラーはピンクや赤をメインで使っています(青や黒も持ってはいるのですがまだ使ったことはありません)。

フックはダブル派シングル派に大きく分かれますが、僕は一時シングルだったこともありますが、結局ダブルに戻っています。やはりダブルの方がバラシ低減につながるように感じます。実際ダブルにしてても、2本とも針がかりしているケースは経験上、半分あるかないかなので、シングルフックだとなおさら機会損失につながるように思います。また当然ですがシングルだとエサの脱落が増えるのもデメリットです。ただシングルの方が「軽量化」「根掛かり率低減」「フッキングしやすい」などの点で優位でしょうから、どちらが正解とは言えません。結局は好みの問題になるのかなと。

またダブルフックの種類として平行針と段差針がありますが、僕はエサのつけやすい平行針を好んで使っています。フックサイズは20号・22号・24号あたりが主流かと思いますが、僕は魚の食い付きを良くしたいのと飛距離を稼ぐために、小さめの20号をチョイスしています。

さいごに。暗いときはデンケミを使用しています

朝方や夕方など周囲が暗く自分のウキが視認できないときは、ウキにデンケミをセットして対応しています。

化学反応を起こさせて発光するタイプの「ケミホタル」や「ケミライト」などと比べて、小型の電池&ライトを内蔵してるデンケミは圧倒的に明るいです。特に目の悪いじいさんアングラーに囲まれてしまったば場合など、オマツリ回避のために明るいコイツが役にたちます。

またデンケミは、プッシュ式のスイッチにより、簡単に「常灯⇔点滅⇔消灯」が切り替えられるので、釣行のたびに買う必要がありません。

デンケミのサイズ展開は「37」「50」「75」の3つ。ウキについている発光体差込穴のサイズに合わせて選んでください(ダイワのアキアジクルセイダーフロートはすべて37)

電池寿命は全サイズとも連続24時間(常灯)。じゃあサイズで何が変わるのかといえば、おそらくサイズに比例して発光量も大きくなるのだと思います(内臓されているライトサイズが大きくなると思われる)。

ちなみに極まれに、スイッチを押しても点灯しない不良品もあるので、購入時に店員に頼んで動作チェックしてもらうことをおすすめします。



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